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銀行フリーローンが低金利!カードローンと比較して金利が低い理由と金利相場と利息計算シミュレーション

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使い道自由なローンであるフリーローンですが、あらかじめ、まとまった使い道が決まっているのであればカードローンよりも絶対におすすめです。

フリーローンは、カードローンよりも金利が低い場合がほとんどだからです。

フリーローンもカードローンと同じように使い道が自由なのにカードローンよりも金利が低い理由は何故なのでしょうか?

また、自分が借りたい金額に対してどのくらいの利息が発生するのかということを計算するためにはどうしたらよいのでしょうか?

この記事では、銀行フリーローンの金利がカードローンよりも低い理由と、利息計算などについて徹底解説をしていきます。

フリーローンの金利がカードローンよりも低い理由

フリーローンの金利は10%を切ることが一般的です。

カードローンの最高金利が14%〜15%であることを鑑みればフリーローンの方が金利が低いことは明白です。

さらに、カードローンは金額が高額であるほど金利は低くなることに対して、フリーローンは少額の借入の場合の方が低い金利が適用される可能性が高くなります。

少額の方が返済できる可能性が高く銀行や保証会社にとってリスクが低いためです。

このように、金利面ではカードローンよりもフリーローンの方がメリットがありますが、その原因はどのような理由なのでしょうか?

1つの使い道にしか使用できない

フリーローンは使い道自由ですが、申込時に申告した使い道にしか使用することができないローンです。

例えば、旅行代金をフリーローンで借りたいのであれば、旅行代理店の見積書を銀行へ提出し、その見積書の金額までしか融資を受けることができません。

フリーローンはカードローンと同じく使い道が自由ですが、カードローンのように融資実行後は何に使っても自由というわけではありません。

銀行に対して「〇〇の目的のために使うお金を貸してくれ」と申し込み、その使い道にしか使用できないため、カードローンよりは自由度が低いのです。

一般的に何に使ったのかわからないお金ほど返済できないリスクは高くなりますが、フリーローンは何に使ったのかが明確でカードローンよりもリスクが低いため低金利が適用されるのです。

追加借入ができない

カードローンは限度額の範囲内であれば、何に使用しても自由で、繰り返し利用することができます。

しかしフリーローンは目的のための資金を一括融資された後は返済をしていくだけになります。

カードローンのように、追加借入によって何に使用したのかがよく分からない融資の残高が積み重なっていくローンとは異なるため、フリーローンの方がリスクが低く金利も低く設定されているのです。

資金の行方を追跡される

カードローンとフリーローンの最も大きな違いはこの点です。

フリーローンは融資実行後に、融資金の行方を追跡されます。

具体的には申込当初の使い道に確かに借りたお金を使用したということを証明するために①領収書の提出②銀行が支払先へ直接振込といういずれかの方法で、目的外へ融資金を使用することができないようになっています。

カードローンにも申込時に資金使途を申告する項目がありますが、カードローンは融資金の行方について銀行は一切関与していません。

むしろ銀行も融資金が目的外に使用される可能性があるということは考慮しています。

カードローンは、借りたお金を借金の返済にもギャンブルにもキャバクラにも使用することができてしまうローンですので、銀行とすればフリーローンよりもリスクが高くなります。

この点がフリーローンの金利がカードローンよりも低いという最大の理由でしょう。

カードローンよりも完済しやすい

カードローンの返済方法はリボ払いです。

リボ払いとは、借入残高に応じてあらかじめ決められた返済額を毎月返済していく返済方法です。

しかもカードローンは返済によって空いた枠は繰り返し借り入れることが可能です。

つまり、カードローンは自分で繰上返済をしない限りはなかなか完済することができないローンなのです。

しかし、フリーローンは借入時に契約した最終期日までに完済できるように計算された返済額を毎月返済していけば、確実に完済できるようになっています。

フリーローンの方がカードローンよりも完済しやすいローンです。

一方、カードローンは借りっぱなしになる可能性が高いローンです。

銀行にとってリスクが高いローンはカードローンですので、カードローンの方が金利が高いということが言えます。

 

フリーローンの金利相場

金利が低いおすすめのフリーローンと、特定の使い道に限って金利が低くなるフリーローンをご紹介していきます。

・金利が銀行によって大きく異なるためリサーチを
カードローンの最高金利はほとんどの銀行が14%〜15%程度ですが、フリーローンは銀行によって金利が大きく異なります。

このため、フリーローンの借入を検討する時ほど、事前に商品のリサーチをしておくことをおすすめします。

なお、フリーローンのことを銀行によっては「多目的ローン」と呼ぶこともあるため、フリーローンと多目的ローンを併せてリサーチするようにしてください。

金利の低いおすすめフリーローン

金利が低いおすすめのフリーローンは以下の通りです。
金利 融資期間 特記事項
三井住友銀行 5.975% 10年 住宅ローン利用者は▲3.0%優遇
みずほ銀行 固定6.7%
変動5.875% 7年 住宅ローン利用者は▲0.1%優遇
住信SBIネット銀行 4.775%~12.0% 10年 住宅ローン契約者:▲1.0%
カードローンまたはSBI証券講座保有者:▲0.5%
りそな銀行 6.5%~14.05 7年 年収400万円以上はプレミアムフリーローン(金利6.0%)に申し込み可能
イオン銀行 3.8%~13.5% 8年 資金使途確認不要

金利が10%を切るようなフリーローン(多目的ローン)で日本全国から申し込みができるのは上記のローンです。

多目的ローンやフリーローンの取り扱いはだんだん少なくなっています。

三菱UFJ銀行の多目的ローンは新規申込の受付を2018年5月いっぱいで停止していますし、ソニー銀行も新規受付は停止しています。

銀行各社はフリーローンをカードローンに1本化していく傾向が強くなっていますので、金利のお得なフリーローンを借りたいという人は早めに申し込みを行いましょう。

特定の目的だけ金利が低いフリーローン

特定の使い道だけに関しては金利が低いフリーローンも銀行の中には存在します。

例えば、イオン銀行のフリーローンが代表的です。

本来イオン銀行フリーローンの最高金利は13.5%ですが、使い道が以下の場合には最高金利が8.8%へ優遇されます。

イオン銀行で金利が優遇される資金使途
自動車
教育費
住宅関連費用(イオン銀行の住宅ローン利用者限定)
リフォーム
女性限定の使い道(語学やエステなど)
ペット購入
趣味
歯の矯正やインプラント

趣味まで対応しているので、大抵の目的は見積書さえ出せれば最高金利8.8%で対応できると考えて問題ないでしょう。

また、楽天銀行はフリーローンはカードローンに1本化されていますが、特定の使い道に関してはローンの名前がついており以下のような商品内容でお金を借りることができます。

ブライダルローン 7.0%
トラベルローン 11.0%
教育ローン 固定3.9%
変動3.214%

楽天銀行は上記3つ以外の使途については「カードローンで対応して」というスタンスで上記3つに関しては特別に低い金利でお金を借りることができます。

このような取り組みを行っている銀行は地方銀行にも多数あります。

ご自身が住まいの地域の銀行を調べることも忘れないようにしましょう。

 

フリーローンの返済シミュレーション

さて、フリーローンは借入残高によって返済額が自動的に決定するカードローンと異なり、自分で任意の返済額を設定することができるローンです。

返済額や借入期間は申込の際に銀行の担当者と相談して決めることができますが、ネット銀行へ申し込みをする場合などは自分で計算して任意の返済期間を申し込む必要があります。

フリーローンの返済シミュレーションはどのように行ったらよいのでしょうか?

銀行ホームページや計算サイトで簡単に計算できる

銀行のホームぺージには「返済シミュレーション」という機能ががほぼ必ずついています。

また、インターネットで「ローン電卓」とか「返済予定表」などと検索するとローンの返済額を計算してくれるサイトが多数ヒットします。

シミュレーションはこのようなところから簡単に計算することができます。

返済期間か希望返済額を自分で想定

返済シミュレーションでは
①借入金額:借入希望額を入力
②金利:念のため最高金利を入力
③返済回数(借入年数)を入力または選択

することで毎月の返済金額が計算されます。

以下はイオン銀行の返済シミュレーションです。

まずは『希望の毎月返済額』か『希望の返済期間』のどちらかを自分で想定しましょう。

「毎月2万円までしか返済に回せない」という場合には
返済回数(借入年数)を適当に入力し、自分が希望する返済額となるまで返済回数(借入年数)を増減していくという方法で、自分が希望する返済額になる返済回数を求めることができます。

イオン銀行フリーローンで借入額100万円、金利8.5%で毎月返済額2万円を実現するためには、『5年』の返済回数にすると、毎月返済額は20,516円となり、希望する返済額の近似値に近くことができました。

ボーナス返済を使用するか否か

フリーローンはボーナス返済も利用することができます。

返済シミュレーションには「6ヵ月ごとに増額返済分の合計額」という欄があります。

これは、借入額のうち、いくらをボーナス返済に回すのかという指標です。

例えば先ほどの事例でボーナス返済分を30万円と入力すると
毎月返済額:14,361円
ボーナス時の返済額:51,810円
と算出されます。

この場合、「毎月返済額をもっと大きくして完済までの期間を縮めたい」と考えた場合には、返済年数を4年にすれば返済額は以下のようになります。
毎月返済額:17,253円
ボーナス時返済額:62,272円

 

利息負担額の計算も簡単

フリーローンの利息の負担額の計算は非常に簡単です。

算出される毎月返済金額に総返済回数を乗じて、返済総額を求め、そこから借入金を差し引けばよいだけです。

利息負担額=毎月返済額×返済回数−借入元金

ボーナス返済ありの場合
利息負担額={(毎月返済額×返済回数)+(ボーナス時の増額返済額×ボーナス返済回数)}−借入元金

前述したイオン銀行のシミュレーションでは返済総額まで算出してくれているため、そこから借入額を差し引きましょう。

例えば、借入金額100万円、金利8.5%、返済期間5年の場合の返済総額は1,230,960円ですので、ここから借入元金100万円を差し引いた、230,960円が利息の支払額ということになります。

 

フリーローンが低金利な理由 まとめ

フリーローンの金利がカードローンよりも低い理由は以下の3つです。

①複数の使い道に利用できない(追加で借入ができない)
②借入時に完済までの計画が立っている
③融資金の行方を銀行が確認する

フリーローンを取り扱っている銀行はそれほど多くはありませんが、ご紹介した取り扱いのある全ての銀行でカードローンよりも最高金利が低くなっています。

さらに目的によっては金利が低くなる銀行も存在します。

フリーローンはカードローンのように自動的に返済額が決められるわけではなく、どのような返済計画を自分が立てるのかということに左右されます。

返済シミュレーションは何度でも試すことができますので、フリーローンへの申込前には、最も自分の生活やライフプランに適した返済計画を立てるようにしてください。

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